KYORITZの歩みは戦後間もない1950年、舞台演出に魅了された 創業者とその仲間達の同好会活動からはじまりました。

機材も情報も乏しい戦後日本の舞台演出の世界に飛び込んだ若者達は、 幾多の試練を乗り越えながら瞬く間に専門技術を吸収。

1964年、東京五輪関連の照明業務に関わり、

1966年、ビートルズ日本公演の照明演出を手がけることに成功します。

素人同然だった彼らが極めて短期間でこれほどのビッグイベントに 関わることができたのは戦争で荒廃した日本の人々に 「感動を届けたい」という、強い情熱で仕事と向き合ったからに他なりません。

1960年代には、スタートしたばかりのテレビ放送制作に参入、新たなフィールドへの挑戦を開始します。

バラエティ番組からスポーツ中継まで、さまざまな番組を担当したことで 照明・音響・映像という総合的な制作機能が確立されていきました。

その後、KYORITZ はコンサート、イベント、ホール設計などの分野にも進出。

担当したイベントは大規模なものだけでも 、

「横浜博覧会」「Jリーグ開幕イベント」「EXPO ‘90花博」、 そして「長野冬季五輪開会式・閉会式」。

コンサート、演劇関連では「ローリングストーンズ」「マイケル・ジャクソン」をはじめ 「オペラ座の怪人」など、海外アーティストの大規模ライブやミュージカル、バレエといった 高度な演出技術を求められる案件でも高い評価を獲得していきました。

こうしてKYORITZ はエンタテインメント関連分野の、ほぼすべてをカバーするまでに成長。

業界トップレベルの総合制作会社として今日に至っています。